東灘区に住みたい!
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神戸は世界に誇る医療産業都市

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【2021年5月更新】医療産業都市の東灘区

現在の東灘区

神戸市が阪神・淡路大震災の創造的復興事業として推進している「神戸医療産業都市」の拠点は、東灘区からもアクセスしやすいポートアイランドにあります。
1998年、神戸市は阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた街の復興事業として「神戸医療産業都市構想」をスタート。当時、神戸市立中央市民病院長であった井村裕夫氏を座長とする「神戸医療産業都市構想懇談会」によって、構想の基本的な枠組みが検討されました。
事業の目的は、医療関連産業の集積による「雇用の確保と神戸経済の活性化」、新たな医療サービス・先端医療技術の提供による「市民の健康・福祉の向上」、そして「アジア諸国の医療技術向上への貢献」です。

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国内最大級のバイオメディカルクラスターに成長

その後、産学官連携のもとで先端医療技術の研究開発拠点をポートアイランドに整備。国の都市再生プロジェクトなどにも位置づけられ、「日本初のライフサイエンス(健康科学)分野のクラスター」を目指すプロジェクトとして推進されました。
2018年10月に構想開始から20年が経過。これまでの取り組みによって神戸医療産業都市は、進出企業・団体数は約350社に、雇用者数は9,400人を超える国内最大級のバイオメディカルクラスターに成長しています(2017年12月現在の数字)。

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医療機関の集積で充実する市民への医療サービス

ポートアイランド内には「神戸市立医療センター中央市民病院」を中心に、「兵庫県立こども病院」「神戸大学医学部附属国際がん医療・研究センター」「神戸市立神戸アイセンター病院」といった高度な医療の提供を目指す施設が集まっています。
このような医療機関がひとつの場所に集積して連携することによって、市民への高度な医療サービスの提供、事業者などへの新たな事業機会の創出、さらには国際貢献を行うことが可能になります。

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科学・医療分野に大きく貢献する医療産業都市

神戸学院大学や兵庫医療大学などの医療系学部をもつ大学もポートアイランド内に開設され、学園都市としても成長。近年ではiPS細胞を使用した世界初の移植手術が実施されたほか、スーパーコンピュータ「京」の性能を大幅に上回るポスト「京」の開発も行われているなど、国際的にも注目度の高い取り組みが次々と進められています。
さらには、少子高齢化社会における新たな挑戦として、これまで対象としてきた医療分野だけではなく、市民生活により身近なヘルスケア分野に研究領域を広げたり、個人がイキイキと健康な人生を送るための指針を提供する国際拠点を構築するなど、新たな産業や雇用の創出にも取り組んでいます。

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2021/05/13追記:充実したスタートアップ支援

既存の医療機関・研究機関での取り組みに加え、神戸医療産業都市ではライフサイエンス分野のスタートアップ企業の支援・育成も活発に行われています。経験豊富なコーディネーターや外部専門家から事業展開の伴走支援を受けることができるほか、事業化を促進する補助金・助成金制度も充実。2020年10月には、医療・健康分野の技術を用いた創業・新規事業展開を構想する企業や研究者を集めた「第3回 メドテックグランプリ KOBE」が開催され、最優秀賞を受賞した企業には賞金30万円と事業投資500万円を受ける権利が贈られました。
スタートアップを支援する施設として、医療産業都市の中にはレンタルラボ・オフィスやインキュベーション施設群が完備されています。2020年10月には「スタートアップ・クリエイティブ・ラボ(SCL)」が設立され、充実した共用研究設備によって初期投資を大幅に抑えることができるほか、様々な研究機関・企業・投資家とのネットワークを構築する拠点にもなっています。
また、神戸医療産業都市推進機構は米国西海岸最大のバイオクラスターであるサンディエゴの支援組織(BIOCOM)やカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)との協力関係を記した覚書を締結するなど、スタートアップのグローバルな事業展開もサポート。神戸から世界を見据えたイノベーションを創出する機会が提供されています。

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豊かな自然と歴史に育まれながら、独自の産業や文化を築いてきた東灘区。交通アクセスに優れ、かつ落ち着きある街並みは、誰もが住みたいと望む憧れのエリアです。多彩な魅力をもつ東灘区をご紹介しましょう。

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